ソフトバンクグループが勝馬投票券のインターネット発売を開始
～インターネット発売の強化によって、地方競馬の活性化を目指す～

ソフトバンク・プレイヤーズ株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役社長：藤井宏明、以下ソフトバンク・プレイヤーズ）と、株式会社日本レーシングサービス（所在地：東京都江東区、代表取締役社長：岸廣昭、以下 NRS）は、NRSが運営する地方競馬共同在宅投票システム「D-net」に関する事業を新設分割により別法人、オッズ・パーク株式会社とした上で、ソフトバンク・プレイヤーズが同社の全株式を買い取ることで合意し、本日、株式売買に関する契約を締結いたしました。

ソフトバンクグループは、国内最大のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を有するほか、2001年に「Yahoo! BB ADSL」の商用サービスを開始し、ブロードバンドの普及を牽引してまいりました。ブロードバンド環境が急速に整いつつある昨今では、ブロードバンド・インフラ上に展開するサービス・コンテンツの充実に力を注いでおり、本年10月3日には、インターネットレジャーサービス事業を行うソフトバンク・プレイヤーズをソフトバンク株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役社長：孫正義）の100％出資により設立し、同事業の立ち上げに向けて市場調査などの諸準備を進めてまいりました。また、同事業の一環として、本年11月19日からは、インターネット動画サービス「TV Bank」（http://www.tv-bank.com/）において岩手競馬のレースをライブ配信しております。

一方、NRSは、地方競馬の振興に寄与することを目的として、1989年に設立されました。地方競馬勝馬投票券の場外発売、他地方競馬場の発売集計を行うほか、在宅投票サービスについても電話による発売を1998年に、インターネットによる発売を2002年にスタートさせ、地方競馬の活性化に大きく貢献してまいりました。現在では、NRSが運営する地方競馬共同在宅投票システム「D-net」には、全国の地方競馬12主催者（※1）が加入しており、電話およびインターネットを介して、加入主催者が開催する全レースおよび全国の地方競馬で行われるすべてのダートグレード競走（※2）の勝馬投票券を発売しております。

こうした中、競馬をはじめとしたインターネットレジャーサービス事業のスムーズな立ち上げを狙うソフトバンク・プレイヤーズと、インターネットを有効に活用して地方競馬勝馬投票券の売得金額を拡大させたいNRSの思惑が一致し、このたびの契約締結に至りました。

全国に16主催者、22競馬場を有する地方競馬は、近年の景気低迷やレジャーの多様化等の影響を受け、その売得金額総額がピーク時のおよそ4割に当たる約3,800億円（2004年度実績）まで減少するなど厳しい状況に直面しています。ソフトバンク・プレイヤーズでは、来春より新たなサービスサイト「オッズ・パーク」を立ち上げるとともに、「Yahoo! JAPAN」等のポータルサイトと連携して勝馬投票券のインターネット発売の拡大を図り、地方競馬の活性化に貢献してまいります。

■新会社の概要

社　名　　オッズ・パーク株式会社
所在地　　東京都港区東新橋一丁目9番1号
代表者　　代表取締役社長　藤井宏明
資本金　　1,000万円
設立日　　2005年12月27日
株　主　　ソフトバンク・プレイヤーズ株式会社　100%

■新サービスサイト「オッズ・パーク」のロゴ

※1「D-net」に参画している地方競馬主催者

※2 ダートグレード競走「ダート競走格付け委員会」により地方・中央のダート交流重賞競走に、GI、GⅡ、GⅢの格付けを行ったレース

＜会社概要＞

【ソフトバンク・プレイヤーズ株式会社】http://www.softbankplayers.co.jp/
社　名：ソフトバンク・プレイヤーズ株式会社
所在地：東京都港区東新橋一丁目9番1号
代表者：代表取締役社長 藤井宏明
設立日　：2005年10月3日

【株式会社日本レーシングサービス】http://www.nrsnet.co.jp/
社　名：株式会社日本レーシングサービス
所在地：東京都江東区新砂一丁目6番35号
代表者：代表取締役社長岸廣昭
設立日：1989年10月2