ニュース

グループ会社と年を指定できます

すべての会社 2022年

ゲノム編集技術を用いた水産物の高速品種改良を行うリージョナルフィッシュ株式会社への出資について
~地域の活性化に取り組むベンチャー企業を応援~

2022/09/05

SBプレイヤーズ株式会社

 

 

ゲノム編集技術を用いた水産物の高速品種改良を行うリージョナルフィッシュ株式会社への出資について
~地域の活性化に取り組むベンチャー企業を応援~

 

 


ソフトバンク株式会社の子会社で行政・地方公共団体向けソリューションを提供するSBプレイヤーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤井宏明、以下「当社」)は、ゲノム編集技術を中心とした品種改良技術とスマート養殖技術を持つスタートアップであるリージョナルフィッシュ株式会社(本社:京都府京都市左京区、代表取締役社長 / CEO:梅川忠典、以下「リージョナルフィッシュ」)が実施した第三者割当増資の一部を引き受けることを決定致しましたので、お知らせ致します。

 

当社は、「情報革命で人々を幸せに~ITで地域社会に活力を~」を経営理念として掲げ、地域社会における価値創造を目指した事業展開を行っています。地理的特徴により多数の地域が水産業を擁する日本において、水産業の活性化は地域再生に向けた重要な課題であり、地域活性化への貢献を掲げる当社にとって重要なテーマの一つです。特に水産業を産業の柱としてきた地域では漁業従事者の高齢化が進んでおり、水産業の「安定化」と「効率化」が喫緊の課題となっています。

 

リージョナルフィッシュのゲノム編集技術などを用いた品種改良は、生育期間の短縮や可食部の増加、水産物の高付加価値化などを可能とし、AI(人工知能)やIoTによって省力化・自動化を図ったスマート養殖を活用することで、水産事業者に生産性の向上や育成リスクの低減をもたらします。水産業が抱える課題をテクノロジーで解決するリージョナルフィッシュの取り組みは、当社グループが一次産業分野で展開する取り組みにおける考え方やビジョンと同じ方向性であることから、持続可能な地域産業としての水産業の活性化を支援するために、出資しました。

 

このたびの出資により、当社が保有する農業事業で培ったDX(デジタルトランスフォーメーション)の知見やオペレーション効率化のノウハウ、ふるさと納税事業、公営競技事業で得られた地域とのリレーションを生かしてリージョナルフィッシュの取り組みを支援し、日本の水産業の課題解決に貢献します。また、リージョナルフィッシュと共に、品種改良の知見を活用して地域ブランドになる水産特産品作りを促進することで、地方創生のビジネスモデルの拡充・多様化を検討していきます。

 

■SBプレイヤーズ株式会社について
事業子会社を通して公営競技投票券のインターネット販売事業(オッズ・パーク株式会社)や、ふるさと納税の一括代行事業(株式会社さとふる)、先端施設による農業事業(株式会社たねまき)などのサービスを展開しています。国や地方自治体、地域企業との連携によって革新的なサービスを創出し、地域の活性化に貢献していきます。
SBプレイヤーズ株式会社:https://www.softbankplayers.co.jp/

 

■リージョナルフィッシュ株式会社について
ゲノム編集技術を中心とした水産物の品種改良や、AIやIoTを活用したスマート養殖に取り組むスタートアップです。“タンパク質クライシス”をはじめとする食料問題や衰退する日本の水産業の課題解決に対して、品種改良技術とスマート養殖技術を活用し、日本の養殖業を高付加価値化して、サステナブルな成長産業に変えることに取り組んでいます。そして日本の水産業が世界の課題であるタンパク質クライシスを“早く”解決することを目指します。
リージョナルフィッシュ株式会社:https://regional.fish/

 

 

 

 

 

 

  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名およびサービス名などは、各社の登録商標または商標です。

ページトップ