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食料生産システムの課題解決を目指す 株式会社TOWINGへの出資について
~地域の活性化に取り組むベンチャー企業を応援~

2023/05/17

SBプレイヤーズ株式会社

 

食料生産システムの課題解決を目指す
株式会社TOWINGへの出資について
地域の活性化に取り組むベンチャー企業を応援

 

 

ソフトバンク株式会社の子会社で行政・地方公共団体向けソリューションを提供するSBプレイヤーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤井宏明、以下「当社」)は、食料生産システムの課題解決を目指す株式会社TOWING(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:西田宏平、以下「TOWING」)による、今後の事業拡大に必要な資金調達を目的とした第三者割当増資を引き受け、2023年3月31日(金)に同社への払込手続きが完了したことをお知らせします。

 

当社は、「情報革命で人々を幸せに~ITで地域社会に活力を~」を経営理念として掲げ、地域社会における価値創造を目指す事業を展開しています。農業は日本の食料自給率を支える重要な地域産業の一つですが、全国各地で休耕田や耕作放棄地の増加が問題となっています。また、昨今、世界的な化学肥料の不足や価格高騰に直面しており、日本でも化学肥料に頼らない新たな農法の確立が求められています。このような持続可能な農法の確立は、当社にとって、地域活性化への取り組みとして欠かせないテーマとして、継続的に検討を続けています。

この度当社が出資したTOWINGは、温室効果ガスの排出削減と、減化学肥料による栽培および有機農業への転換を同時に実現する、土壌改良材の高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を開発した企業です。宙炭を農地に活用することで、有機肥料に適した土づくりの期間短縮、農地への炭素固定、収量の向上などの効果が期待されており、持続可能な食料生産システムの実現につながります。

当社はTOWINGの「持続可能な超循環型農業を地球・宇宙双方で実現する」というミッションに賛同し、TOWINGの技術が地域活性化および環境問題への貢献につながると考えています。
将来的には、当社の農業事業で培ったDX(デジタルトランスフォーメーション)の知見や、オペレーション効率化のノウハウをもとに、TOWINGとの協業可能性についても検討していきます。

※宙炭(そらたん):地域の未利用バイオマス(もみ殻や畜糞、樹皮など)を炭化したバイオ炭に、独自にスクリーニングした土壌微生物叢を添加し、地域で利用される有機肥料で微生物を培養した人工土壌の名称。

 

SBプレイヤーズ株式会社について

事業子会社を通してふるさと納税の一括代行事業(株式会社さとふる)、先端施設による農業事業(株式会社たねまき)や公営競技投票券のインターネット販売事業(オッズ・パーク株式会社)などのサービスを展開しています。国や地方自治体、地域企業との連携によって革新的なサービスを創出し、地域の活性化に貢献していきます。
SBプレイヤーズ株式会社:https://www.softbankplayers.co.jp/

 

株式会社TOWINGについて

株式会社TOWINGは「持続可能な超循環型農業を地球・宇宙双方で実現する」をミッションに掲げ、2020年2月に設立した、名古屋大学発のグリーン&アグリテックベンチャー企業です。温室効果ガス排出削減と、減化学肥料・有機転換を同時に実現する土壌改良材である、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を開発しました。私たちは、未来永劫に続く食料生産システムを、土から創っていきます。

 

 

 

 

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